レーザー溶接で何ができる?!
こんにちは。
今回は、レーザー溶接で何ができる?
そもそも、何やってるの?!・・・疑問を解いてみます。
まずは、1つの具体例を見てみましょう。
添付写真が作業風景で、金型の肉盛溶接をしているところです。
今回はなんと!貴重なバックアングルから撮ってみました。
ふとした思い付き、ただそれだけですが・・・。
手前の白色と青色のツートンカラーで長い筒状の先端に顕微鏡が付いている機械装置が、使用しているレーザー溶接機ALM250(ドイツ製)です。
作業内容を簡単に言うと、凹んだ部分を『0.1mm盛り上げて!』
といった、要望にお応えして「肉盛溶接」を行なっています。
肉盛溶接は、パンにバターを塗ることに例えられるように、金型に溶接ワイヤーを接合させる溶接方法です。
金属と金属とを接合するような溶接ではなく、金属(金型)の表面にそれぞれの目的に合った溶接材料(溶接ワイヤー)を盛り上げるように溶接していくといったイメージです。
溶接加工後に出来あがった形状は、うろこ状にモコモコと波打ったようなもので溶接ビート(ビード)と呼ばれています。
レーザー溶接のビードは、肉眼では確認し辛いほど細かく、言葉では伝えきれないので、今後もできる限り写真を掲載していきます・・・
溶接して盛り上がった部分、肉を盛るので「肉盛溶接」と呼ぶのですね。
肉盛溶接は、表面処理技術でありその技術サービスを行わせていただいています!
次は、その作業者に注目。もう少しお付き合いいただけると有難いです・・・
覗き込んでいるのが、レーザー溶接職人(平成21年入社)吉村紀彦。
レーザー溶接経験年数は、11年を経過。
オレンジ色が印象的な昇降台車で作業しているところです。
彼は、特にコツコツと仕事ができ助かっています。
11年・・・まだまだ11年、されど11年ですね。まさに、継続は力なり。
今日も、パッパッパッとレーザー照射のように経験値を積み上げています。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
少しでも、”レーザー溶接でできること”が伝わりましたでしょうか。
機械も大切ですが、人も大切です。お客様があってこそ、職人がいてこそレーザー溶接が活躍できると感じます。
今後も精進していきますので、よろしくお願いします。
今日の若き溶接職人
「メンタルトレーニング」私も家族も含めて、半年受け続けています。
今回は、オンラインでスペインと繋がっての受講で、本当にサッカーを通して生活そのものに活用できると心から感じています。
一方・・・朝のニュースでは、「自己啓発セミナー5600万円余り脱税疑い」と報道が流れていました。詳しい内容が分からないので、単純比較はできないとは思います。
それでも、同じ脳や、心理思考の話題ではないでしょうか?!
そうとすれば、考えさせられますね!
人間、誰でも自分が信じるものを信じる自由があるのと思います。
ただこういうニュースで、本物の取り組みをしている方々に影響は出るのでしょう。それもまた事実で、私も疑心暗鬼を生じますね。
何れにせよ、穏やかに、落ち着いて、如何なることも成長志向。
より活力ある日々を送りたいものです。