レンズを交換して、レーザー溶接機と格闘
焦点距離を長くするために、レーザー溶接機のレンズを交換して対応しています。
プラスチック金型の金型でいうと、深い部分200mmくらいの部分がレーザー溶接補修する部分でした。
パッと見た感じでも、これは深い!レーザー照射が届くかどうか?!というような案件です。

レーザー溶接機のレンズ交換
お客様も、半信半疑で持ち込んでいただいたようで・・・
”できるかどうか?!レーザーが届くか微妙な距離で”・・・と、不安があった様子でした。
そこで、溶接前段階の打ち合わせ時に際にセッティングしてレーザー溶接ヘッド部分の位置調整し判断・・・「何とかなります!」と伝えさせていただきました。
いざ、レンズ交換!!
と、簡単には言ったものの・・・値打ちを付けるわけではないですが、レンズ交換は一筋縄ではいかないのです。
なぜかというと、レーザー溶接機は見た目はスマートなのですが、カバーを開けると大抵が配線だらけ・・・一つ段取りを間違うと、元に戻すのに非常に苦労するのです。
このレンズ交換も、その類で慎重に行う必要があります。しかもレンズなので、勿論キズ厳禁!!
カバーを開ける前に、写真を撮りリングを一つ外しては写真を撮ります。取説もあるのですが、もしも違う部品に変わっていたら途端に迷宮入りするので、併用しながら慎重に進めます。
一歩一歩、本当に時間をかけて取りかかります。呼吸を整え、心を整え・・・ようやく交換終了。
ポイントは、レンズの暑さが違うことへの対応でした。
交換が終われば、いざレーザー肉盛始め。
さすがは焦点距離が長くなった分、パワーが格段に弱くなってると感じます。
電圧などを再設定し直して・・・再度レーザー照射。
最後に、元に戻して。通常の約1.5倍~2倍は時間を費やしましたが作業は無事に終了。
結果は良好にいっています。
今日のレーザー溶接職人
花粉症とは思いますが、工場事態に飛散する油や粉塵の為なのか?!はたまたアジア?!など海外から飛んでくる黄砂などのせいなのか?!
とにかくくしゃみと鼻水に悩まされる時期です。
個人的にはヒノキにアレルギー反応しているのではないかと感じているのですが・・・良く分かりません。
このようなお悩みの方は多いのではないでしょうか?
以前にもマスクをブログに載せましたが最近はこのマスク、ブルーの色でお気に入りです。
“サージカルマスク”
https://www.monotaro.com/g/01877920/
一箱50枚 499円 です。