銅の冶具を活用!細長いプラスチック金型の入れ子の補修溶接

銅の冶具を活用して、精密アルゴン溶接をしています。

レーザー溶接では、時間と費用がかかり過ぎるので精密アルゴン溶接の選択をして行っています。

ポイントは、溶接が必要な場所以外をキズつけないこと!です。

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細長いプラスチック金型の入れ子の精密アルゴン溶接

銅の治具を活用して、大切な部分を守っています。

精密アルゴン溶接、TIG溶接の仕組みとして、アーク(電気)が予想外のところへ走ってしまうことがあるからです。

雷の落ちる場所は、ココと定めるられないことと似ているのではないでしょうか?

それが、大切な部分ではNG!

当然、成果を得ることはできません。そこで、銅の治具で守っています。

精密アルゴン溶接(顕微鏡を覗いて行うTIG溶接)といいましても、レーザー溶接とは溶接する仕組みが違います。

簡単な説明ですが、レーザー溶接はレーザー光を熱源として発せられる光を集中させ、ワーク(金型)を溶融させ接合する溶接方法です。

それに対して、精密アルゴンやTIG溶接は、タングステン電極棒に電流を流しワーク(金型)との間でアークさせて溶融させ接合する溶接方法です。

溶接と言えば、バチバチっ!光ったイメージがあるのではないでしょうか?!その類いの溶接方法です。

どちらの溶接方法も、溶融させて行うことに関しては同じです。

違うのは、溶かす(融かす)方法です。

レーザー光なのか、アークなのか・・・

ここの部分の理解をし、しっかりと仕組みから把握して作業に取り組むことが成果を上げる根源、一見すると遠回りにも思うかもしれないことでも近道ではないかと感じています。

今日のレーザー溶接職人

9月に入り、台風や地震がありました。

被災された方々には心からお見舞い申し上げます。皆様方の一日も早いご復興をお祈り致します。

当社は、幸いにも雨樋が少し外れたもののすぐに修理完了できました。あとは、工場の周りや駐車場に落ちていた木の板や植木鉢、落ち葉などを拾い集める程度で済みました。

現在は、普段通りの営業を行うことができありがたいことです。

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