レーザー溶接機のレンズを交換!焦点距離を長~く②

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焦点距離の長いレンズでレーザー溶接!

はい!前回のブログ続き・・・

 

プラスチック金型の補修のために、奥深い場所のレーザー溶接をしています。

奥深さは、およそ200mmくらいはあり四方を囲われた形状の一番底の辺りが溶接する場所です。

レーザー溶接機のレンズを150mmから250mm交換して対応OK!

 

交換時の作業などについては、前回のブログにありますのでよろしければ確認してみて下さい。

今回は、レーザー溶接そのものについて・・・

 

まず焦点距離が、長くなるとパワーが非常に弱くなります。

えっ!

こんなにも弱かったかな?!と感じるくらいです。

普段は、レーザー溶接機3台とも焦点距離150mmのレンズを備え付けていますので、数ヶ月に一度のレンズの交換で再確認させられます。

同じ条件、V(電力)、ms(ミリ秒)、でも溶け込み具合が弱くなるのでHz(周波数)やΦ(照射直径)を変化させて対応することができました。

 

また、距離が長い分(250mm-150mm=100mm)照射するポイントが遠くなりますので、溶接ワイヤーを注ぎ込む手の位置が遠くなります。

老眼鏡をかけて、新聞を読む時の腕の動き、手の位置を想像していただくと分かりますでしょうか?

裸眼から老眼鏡の・・・手のあの動き、目から新聞までの距離感の変化ですね。

 

レーザー溶接は”光”を利用する、溶接方法でその重要なポイントがレンズということには間違いないです。

その重要性を考慮して、これからも日々学んでいきます。

あとは、目を含めた身体も大切にしないといけないと感る今日この頃です。

今日のレーザー溶接職人

小5の息子は、サッカーに日々汗を流しています。

父は、いつも欠かさずとはいかないですがビデオを撮って汗を流しています。

今回、初めて気づいたようです。

 

その日は練習試合だったのですが、ビデオで自分のプレーを見た息子は

「こんなにできてないんや・・・。」

とつぶやき、できてることも確かにあるけど、できてない事に気付いた様子。

 

客観的に己の姿を見て、感じることがあるのでしょう。

自分ではできてるつもりでも、できてないことは大人でもあるのではないでしょうか。

息子に教えてもらったような気がする中年の父・・・自分のフットサルの姿は、まだ情けなくて撮るにも値しないように感じます。

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