レーザー肉盛溶接~切削加工ミスを補修~

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レーザー肉盛溶接の一例

レーザー肉盛で、金属製品の切削加工ミスの補修依頼を受けています。

今回の案件でレーザー肉盛が必要な量は、範囲が少し歪(いびつ)であり、おおまかではありますが・・・

縦×横×高さ、約20mm×約40mm×約1.2mmです。納期は、3日間でした。

 

極めて熱影響が少ない”レーザー溶接”の特徴を活かせる溶接内容です。

 

とは言え、歪や変形といった不良の発生を考慮することがポイントとなります。どのように金属製品への熱影響を少なくし、かつ円滑にレーザー肉盛を進めるか?!

正直、やってみないと分からない・・・ところもあり、レーザー溶接を進めながら本体の温度状況を探りつつ、設定条件を整えて行きます。

最初の段階からバカバカ、ドカドカとレーザー照射しては、金属製品の温度が上昇し過ぎ、歪や変形の発生による不良の原因になります。また、いくらレーザー溶接といえどもヒケと呼ばれる窪みがレーザー肉盛と本体の際の部分に発生して、これも不良の原因になり兼ねません。

一方で、パワーが弱い設定条件であれば、正確であっても加工時間が長くなり、納期対応が厳しくなり信用問題にも繋がります。

そこは、レーザー溶接職人の腕の見せ所・・・今回は、レーザー溶接機ALM300を駆使して肉盛溶接を終えました。

さすがは300Wのパワー!
パワーの強弱、強の部分がこれまでのレーザー溶接機AL200、ALM250とは一段階アップしたパワーを発揮し効率よくレーザー肉盛を提供することができました。

今日のレーザー溶接職人

長いこと、髪を伸ばしています。

2年くらいになるでしょうか?!工場前の美容室にお世話になっていますが、いつもお任せコースです。

パーマをするために少しずつ伸ばし、暑い夏場を凌ぎ、また次の新しいパーマを目指して・・・気付けば今に至ります。

普段、工場ではほぼ帽子を被っています。顔は同じなので、是非お声掛けください!

挨拶する時は帽子を脱ぐのがマナーですが、工場の作業では安全面から帽子を被っている会社の方針というお客様も増えてきているようにも感じます。髪型も帽子も多様化しているのでしょうか?!

webページの顔写真と違い過ぎてきたので、そろそろ撮り直さないと嫁に言われている今日この頃です。

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