銅の治具を駆使して肉盛溶接

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①精密アルゴンで銅の治具を駆使して肉盛溶接

今回の投稿は、銅の治具を使った肉盛溶接についてです。

添付写真で、ピカッと光っている辺りの部分がまさに溶接する部分です。

見辛いとは思いますが、あまり詳細な撮影は、金型の入れ子(所有権のない溶接対象物)が特定できる可能性が高くなりますので、ご了承のほどよろしくお願いします。

今回は、肉盛高さ×巾×距離、約1.5mm×5mm×20mm金型の入れ子を精密アルゴン肉盛溶接を行いました。

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②精密アルゴンで銅の治具を駆使して肉盛溶接

ポイントは、溶接する部分のそばの”突起の形状部を傷つけてほしくない”ということです。

こんな時の、陥りやすい失敗は溶接を開始する瞬時にスパークする、アーク電流が”傷つけてほしくないところ”へ流れてしまい、その部分の材料が融点まで達して・・・融けてしまうことです。

つまり、傷つけてほしくない形状が傷付いてしまう、という結果になるのです。

ブログとは言え、書きながら・・・失敗の話は嫌な気分になりますね。

しかし、銅の治具があれば協力なサポートをしてくれます!

勿論、他にもマスキングと呼ばれることと同じように、大切な部分を覆い隠せばよいのです。ただ、精密アルゴンやアルゴン溶接の場合その、覆い隠す”物”が高温になるので、その温度に耐えなければなりません。

もう一つ、銅は軟らかく比較的曲げたり鑢仕上げなどの加工がし易いのでベストとなります。

そこで、材質は銅なのです。

次に、溶接ノズルからの流出するアルゴンガスに耐えて、その位置を維持しなければなりません。

ちょこっと、銅の板を置いただけではプッと飛んで行って、どこへ行ったか分からなくなります。

ですので、固定できる治具が必要となります。

レーザー溶接では、反射する部分を覆い隠すなどの用途で活躍することもあるこの銅の治具で、あれこれ頭を悩ませつつ、皆様のお役に立つように尽力します。

今日のレーザー溶接職人

風邪をひいてもいないのに喉が痛い、咳が止まらない。

そんな症状が2週間くらい続きましたが、病院に行っても熱もなく先生も首を斜めにしておられましたが、自分としては辛いのです。

吸入器や薬で、何とかよくなってきました。市販の薬もよいのでしょうが、蜂蜜や仕事の合間のストレッチで肺を活性化させることが予防にもつながるようなので進んで取り組んでいきます。

40歳を超えると、特にこれまでの体の調子との違いを感じる今日この頃です。

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