愛犬アテネ「肥満細胞腫」

こんにちは 六ヶ所の嫁です。

3月にアテネのしこりを採ってもらえるのか検査に行った投稿があります。

アテネ病院へ行くの巻

その後です。

血液検査の結果、肝臓の数値が低いなど多少問題がありましたが。
そら、ま~13歳ですしね。色々あるでしょう…

それでも、しこりを採ってもらわない事には、夏に大変なことになるのが目に見えてわかったので、何とか先生に採る方向でとお願いして、フードを変え血液検査の数値を安定させ、3月中旬、しこりを採る手術を受けました。

しこり

末っ子とアテネ 手術前に

 

精密溶接

お腹の辺りに見える赤いのがしこり

 

そして、私と末っ子の娘が立ち会う中、手術が行われました。
全身麻酔になるので、完全に眠るまで側にいてあげてと先生が言ってくれます。
かすかに見えるアテネの姿を祈る思いで見ていました。

しこり切除

無事手術終了 完全に目が覚めるまで待ちます

 

術後、うっすら目をあけましたが、まだ眠っていて立てません。
目を開けてくれて、ホッとしたらボロボロ泣けてきてしまいました。
あ~~~~良かった。痛い思いさせてごめんやで~…

一旦、帰宅して夜、家族みんなで会いに行きました。
先生、まさかの発言。
連れて帰るやろ?って。え・・・

連れて帰ってあげたいけど~まだフラフラやし、痛そうやし、連れて帰っていいの?

家の方が絶対落ち着くし、この子帰りたがってるから連れて帰ったり~
どうしても心配やったら、明日でもいいけどって。

先生が、大丈夫というなら、もう連れて帰りますよ。我が家の大事な大事な家族ですから。

それから、2日ほどは本当に痛そうでしんどそうで、老犬やのに手術をして良かったのかと若干後悔する気持ちになりましたが、日に日に元気になるアテネを見て、あ~良かったと胸をなでおろしました。

 

そして↓↓↓

最近のアテネです。

精密溶接

最近のアテネ わざわざ段差で寝てるやん(≧◇≦)

 

精密溶接

車が帰ってきたことにやっと気づいたアテネ

 

こんなに元気にしていますよ(^^♪

でもね・・・
採取した細胞を検査した結果、「肥満細胞腫」という悪性腫瘍であることが判明しました…(T_T)

初耳でした。
それから、先生の話を聞いて、正直詳しくはわからなかったけど、「イマチニブ」という抗がん剤がよく効くことがある。
それが、効けば命は助かる。ただ、高額である。アテネの体重から言うと、本来1日2錠とあるが、1日半錠でOKである。
毎日千円、毎月3万円。アテネの命がある限り続くわけです。
ただ、高額であるにも係わらず、効果が出ないこともある。

さあ、どうするかってことになるわけです。

アテネはもう十分な老犬ではあるけれど、食べることが大好きで今でも、食事の度によだれダラダラ、ガツガツ食べています。
そんな生きようとしているアテネを、見捨てるわけには行きません。

月々3万円、決して簡単に出せる金額ではないけど、どうしても出せない金額でもない。
そうやって、飼い主さんは選択に苦しむのかな~

そして、「イマチニブ」の服用が始まりました。
が、しかし、1ヶ月服用しましたが、残念なことに再発をしてしまい、5月末「イマチニブ」あえなく終了。

 

そうです。もう、きっと長くはないのです。

また、同じような場所に、しこりが出来、どんどん大きくなってきています。

現在は、ステロイド剤を服用し、毎日過ごしています。
それでも、相変わらず、元気によだれダラダラ流して、食事にくらいつく彼女を見て。
力強い生命力を感じています。

抗がん剤が効かない以上、治ることはないということでしょう。

それでも、彼女の食べる力強さを見て、私の出来ることは何かと考えたら「手当て」なのかな~と思い、
これ以上大きくなりませんように、消えてなくなりますように…と体に手を当てさすっています。

 

しかし、本来、「肥満細胞腫」は転移がなければ、腫瘍を取り除いて、後の投薬などで完治も望める病気のようです。

うちも転移前に気付いてあげれたら…
アテネはすでに脇のリンパに転移していて、多分内臓もやられていたと思います。

それでも、元気に私たち家族に癒しをくれるアテネ。
本間可愛い。ありがとうな~

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