丸物のレーザー肉盛で、治具が活躍しています!

丸物のプラスチック金型の内壁を数mmの範囲、レーザー溶接で0.1mm肉盛しました。

内壁をレーザー肉盛するには、金型の向きを数mm走っては少し変え、少し走っては変えることを一周繰り返すことになります。

ポイントはいかにスムーズにかつスピーディーに作業者の思い通り金型の向きを変えるかになります。

レーザー肉盛,16倍顕微鏡

レーザー肉盛の16倍顕微鏡写真

今回は大きいもので直径60mmありましたので、約180mmが全長となります。

丸物といっても蓋のような形状の製品部分のことで、その土台は四角いような形状でした。

全体が丸い形状ですと、それに対応できる回転治具を使用できるのですが、土台が四角いのでできません。そこで、お客様にヒントをいただき治具を活用することができました。

伝えることが不足し、少し分かりにくいとは思いますが、お客様のヒントのおかげでよい仕事に繋げることができた実感を得ました。

さらに、治具の活用を究めてお客様に還元していきます。そのサイクルが理想ですね。

今日の若き溶接職人

5月の連休明けに、少し仕事の波が静かなように思い先代代表とも例年にはないような気配がすると話していましたが・・・

ありがたいことに、その予想は覆りバタバタと仕事の波が打ち寄せて来ています。職人、皆の今ある力を最大限に発揮するため役割分担が不可欠だと痛感します。

数十年先を見据えて、今何をすべきか?も大切
今、この現状をどう突破するか?も大切
今後、少なくとも数年先を見据えての判断も大切ですね。

様々な課題を前にしても、挑戦できることの喜びや感謝も感じます。

 

 

 

 

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