HPM38、焼入れ金型をレーザー肉盛補修!!

5/7土曜日、今日もコツコツと精密溶接しています㈱吉村熔接所です。

写真は、HPM38「日立金属工具工鋼㈱」の焼入れプラスチック金型の一部です。一目見て”黒い”その容姿からいかにも硬化処理がしているのが分かる品物の溶接となり慎重にレーザー溶接を進める必要があります。

焼入れ金型樹脂が高温成形となるため、HPM38で焼き入れして対応しているとのお話でした。その補修溶接となると、材質と焼き入れの両方ともの影響で溶接施工時間は通常より長くなることは必至です。

このような場合、通常使用することが多い溶接ワイヤーがΦ0.3mmではなく、より小さい直径の溶接ワイヤーΦ0.2mmを使用することで上手く対応ができることがあります。小径になればなるほど、その分作業性がが悪くなるので”適材適所適時”の使用がポイントとなります。

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